つながりバンクの制度を徹底解剖

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今回は当社が独自に運用を行なっている「つながりバンク」についてお話させてもらいます。簡単な概要はバックナンバーの「自己理解が深まる選考フローと選考者からの感謝の声」の回で解説させてもらっていますので、ぜひこちらも参照ください。

 

ちなみに当初は「採用バンク」と呼んでいましたが、より制度の本質を反映させた名称に変更しました。では、その本質とは何か? ここでしっかり解説していきます。

すべての利用者様に最適なサービスを届けるために

私たちスタッフロールは「地域・人・組織のネットワークで解決します」というバリューを掲げているのですが、これはセーフティーネットの網の面をより細かくして、利用者様1人ひとりに合ったサービスをお届けするため。ですからプログラムなどを担当いただく外部講師やそれらのプログラムをサポートするボランティアの方々に広く支援を募っています。直接雇用の社内支援員だけではどうしてもカバーできないサポート領域があるため、外部のリソースを有効活用できる体制を整えているのです。

 

その甲斐もあり、いまビューズで活躍している外部講師の約9割は「つながりバンク」を利用してつながった人たちです。利用者様の栄養面をサポートしてくれる管理栄養士さんや、心や体の調子を整えてくれるヨガ講師さんなどとつながれたことは、ビューズにとって大きな財産となっています。また、外部講師やボランティアの方が別分野の方をご紹介してくれるケースなどもあります。

 

ちなみにヨガ講師の方は派遣社員としてほかのお仕事もしており、そちらの勤め先が休みの日にビューズでプログラムを行っていただく契約となっています。スポットで働けるため、勤務のハードルがぐっと下がる。このような間口の広さも「つながりバンク」のつながりやすさになっていると思います。

「つながりバンク」を設けた目的は、外部講師やボランティアの方(あるいは福祉施設や医療施設)とのつながりによる直接的な支援だけではありません。スタッフロール全体の知識の底上げや考え方のアップデートを行う、といった目的もあります。

 

以前、スタッフロールで開催した「これからの生き方を考える会」がまさにそれなのですが、こちらは「異なる学びと経験を持つメンバーが集まるからこそ、社会課題解決に向けた新たな価値やアイデアが生まれる」をテーマに各業界のスペシャリストが集まって話し合うサークル活動です。会議やミーティングで話し合われる内容をイラストやグラフを用いてビジュアル化するファシリテーショングラフィックの専門家、ファイナンシャルプランナー、HPなどを手掛けるディレクターなど、多方面の方々に参加していただきました。

 

異業界の知識がネクストレベルの支援につながる

社会復帰支援サービスの仕事だからといって、福祉業界のことだけを学べばいいかと言えば、そうではありません。プログラムの内容を分かりやすく伝えるにはファシリテーショングラフィックは有効ですし、人生を彩る支援の一環として利用者様にお金の知識を身に付けてもらうことだって重要となります。業務に取り入れられる要素は十二分にあります。

また、利害関係を越えたコミュニティーなので、自由闊達な意見が飛び交うのも非常に楽しい! 異なる分野の人たちの話を聞くことは大きな刺激になりますし、話し合いの中から新しいサービスやビジネスのヒントが生まれる可能性だって十分にあります。

さらに、参加いただいた方にとっては、支援施設のことを知れるほか、さまざまな分野の専門家とつながれる機会でもあるためWinWinの関係が成り立ちます。

「つながりバンク」には、外部講師やボランティアとしてプログラムに携わっていただき、直接的な支援の領域を広げていく目的と、各業界のスペシャリストの知識や見地を吸収し、施設運営に活かすといった2つの目的があります。つながり方は違いますが、どちらも「サービスの質の向上」といったゴールは共通です。

「つながりバンク」の本質は、利用者様ファースト。これからも利用者様のために継続して多くの人とつながっていければと考えています。

この記事をお読みになり、つながりバンクに興味を持っていただけたら嬉しいです。ご応募をされたい方はこちら<つながりバンク応募フォーム>から気軽にお願いします。

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