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WORK IS NOT ALWAYS ABOUT FUN.

利用者様と向き合う社会復帰支援の仕事。ですが私たちの仕事はファシリテーションだけではありません。ファシリテーションもすごく大切な仕事の1つですが、スタッフロールは支援の質を高める目的でさまざまな独自の取り組みを行っているため、もしかしたらイメージしているよりも大変なところがあるかもしれません。そこで、この仕事の特徴を知ってもらうために、あえて仕事の大変さについてお話していきます。
とは言え甘んじて大変さを受け入れているわけではなく、しっかりと業務の改善や効率化を図っていますので、こちらも合わせて紹介させてもらいます。

ファシリテーション初級編。気づきを促す。

事務作業が多い

この仕事は利用者様との面談などを記録として残しておくという作業が多く発生します。そしてそれらを紙面にて保管しておくことが行政から義務づけられいます。

それに加え、スタッフロールでは普段の会話などを通じて利用者様の様子の変化や、プログラムでの発言ログなどもエビデンスとして残しておくため、事務作業の業務量は多いですがとても大切なことなので、きちんとタイムマネジメントを行い進めていく必要があります。

自分のタスクに
集中しづらい

スタッフロールでは、安全性の観点から常に利用者様を見守れる体制を整えています。施設は目が届きやすいようカフェのようにオープンな造りになっていて、利用者様が居る部屋には常に支援員がいて動向を確認できるようにしています。また、営業など突然の来客にも利用者様が動揺しないように、エントランスに目隠しとなる内扉を設けています。
このように細やかな気配り目配りをしながら仕事に従事し、利用者様とのコミュニケーションやちょっとした相談事などにも随時対応しているため、自身のタスクを予定通りに進めづらいこともあります。

社会資源の
開拓をする

この業務は独自の取り組みと言ってもよいと思うのですが、スタッフロールでは社員全員で広報活動を行っています。これは何かと言うと、医療機関やソーシャルワーカーなど、多くの外部施設や専門家と提携・連携し、セーフティネットの網の目をより細かくしていくビューズ独自の施策です。
ひとつの施設では、利用者様にとっての最適なサポートを実現するには限界があります。しかし、外部のリソースを活用することで、より包括的なサービスが可能になるのです。

では実際に何をしているかというと、年2回実施するテレアポです。これは、ほとんどの施設で行っていないことなので、求職者の方々をはじめみなさん結構驚きますね。とは言え営業活動ではなく、スタッフロールの取り組みを周知いただくための呼びかけですから、大変と捉えるかやりがいと捉えるかはそれぞれだと思います。

ここまで仕事の大変さについてお話をしてきましたが、だからと言って仕事に忙殺されているわけではありません。効率化すべきところにはしっかりと手を加えています。その最たるものが「マニュアル」です。

スタッフロールでは、お茶出しの仕方から見学者への対応、プログラムの進行まで、全業務の7割ほどはマニュアル化しています。よく同業者の方から「マニュアルはつくるのに労力がかかりすぎないか」と言われるのですが、作業の効率化にあたって内容を推敲しますからもちろん労力はかかります。ただ、それ以上に受けられる恩恵は多くあります。

口頭による指示や指導となると「あれを言い忘れた」などといったことが起こり得ますが、マニュアルであればまずそういうことはないため、スタッフ全員の再現性は高まります。また、業務改善にも役立つといった側面もあります。すべてが明文化されているため、どこの工程が上手くいかないのか、さらに仕組み自体がよくないのか、それともヒューマンエラーによるものなのかが見つけやすいのです。

さらにマニュアルは全てクラウドに保管してあるため、空いた時間にいつでもチェックできるようにしており、指示を出す側も実行する側にとってもメリットです。

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