外部講師の声インタビュー

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今回の記事は、ビューズの元支援員のインタビューをお届けします。インタビューにお答えいただいたのは、現在「笑いヨガ」の講師として多方面で活躍する岡田ゆかこさん(ブログ:https://profile.ameba.jp/ameba/friend-fine/

当施設では約3年勤務して、いまも月2回、外部講師としてプログラムを行いに来てもらっています。そんな彼女のビューズでの仕事内容や、ビューズに入社した理由、嬉しかったことについて聞いてみたいと思います。

Q:どのようなプログラムを担当していた?

ビューズでは「ボディワーク」という身体や心の緊張感を取る(弛緩する)ことを主な目的としたプログラムを行っていました。ちなみに現在も外部講師として同プログラムを担当させてもらっています。

利用者様には日々の生活や仕事のなかで必要以上に緊張したりストレスを感じたりしている方が多くおり、それが原因で心のバランスを崩しています。このような方にリラックスしてもらうため行っているのが「ボディワーク」です。

 

ワークの内容は多岐に渡りますが、呼吸を深くすること、特に息を吐くことの効力とその方法を中心にレクチャーしています。利用者様にとってリラックスすることは簡単ではなく、「リラックスしてください」と指示すると逆に緊張してしまうのです。ですから、意志ではなく、リラックスできる行動を覚えてもらっているんです。

 

ちなみに利用者様には、ボディワークの前にセルフチェックシートを書いてもらっています。このシートでは自分の身体と精神の状態を数値で分かるようにしているのですが、身体は数値の高さが状態の良さを表わすのに対し、精神は数値が高いほうが良いとは一概に言えないのです。数値が高い状態は、いわゆるハイな状態で冷静さに欠ける行動を起こしてしまうケースがあるからです。そのため精神はポジティブ過ぎず、ネガティブ過ぎない真ん中の状態が一番いいんですね。

Q:なぜビューズを選んだのか

わたしが勤め始めた時は、まだスタッフロールではなく前身の会社でした。

福祉関係の求人を専門的に扱う有名なサイトで見つけたのですが、当時はまだあまり世間に認知されていなかった発達障害にスポットを当てていて、「ここならほかの会社とは違ったカタチで社会貢献ができるかもしれない」「ここで笑いヨガをやってみたい」などと思ったのを覚えています。

 

しかし残念ながら、当時は統合失調症の利用者様も多くいて、リスクの面で不安があったため「笑いヨガ」は実現しませんでした。ただ、これがきっかけで気分障害の理解を深めることができたので、決して後ろ向きな気持ちにはなりませんでしたね。

 

それと、これは選んだ理由ではなく会社の魅力なのですが、ヒューズは利用者様1人ひとりに寄り添った支援を本気で行っている会社だなと思うんです。

 

わたしが勤務した他施設は、たとえばアスペルガー症候群の人がいたとしたら「こういう治療、またはこういうサポートをすべきだ」と決めつけて手紋切型の支援しかしないところが多かったんです。でもここは100人にいれば100通りのサポートを行います。本当に貴重な施設ですよ。

Q:ここで働いて嬉しかったことは?

プログラムに参加してくれた利用者様の変化が見られたときですね。たとえば上手くいかないことを外に原因があると決めつけていた人が、自分を見つめられるようになったとか。

わたしが行っている「ボディワーク」は、自分の身体と心の状態を客観的に知ることが出来るため、自己解決ができるようになるんです。ある程度自己解決が出来るようにならないと社会や会社に復帰しても以前と同じような症状が出て、結局施設に戻って来てしまうなんてことも珍しいケースではないですからね。

 

そのほかにも自分を客観的に見られるといろんないいことがあって、たとえば病院の先生や支援者に正しい情報を伝えられるので、治療やアドバイスも的を射た内容になり、社会復帰なども早まりやすいです。

それとわたしを含めビューズを卒業した利用者様同士が今でもつながっているんですが、このことも喜ばしいですよね。「お互いに情報交換したりワークをしたりして、みんな頑張っているよ」なんていう話を聞くと、どうしたって笑顔になってしまいます。

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